設立趣意書

私たちがこの会社を設立した理由を、代表・中村 仁紀の言葉でまとめました。

正しい情報が、正しく伝わる世界へ。
設立趣意書

私はこれまで、業種の異なる複数の企業に参画し、それぞれのコンテンツ運用——記事の作成・改善・公開——の現場に立ってきた。そこで一貫して目にしたのは、「伝えるべき情報を持つ人ほど、それを正しく届ける手間に押し潰されている」という光景だった。担当者は記事制作の人件費と時間に追われ、本来の専門性を発信に変えられないまま埋もれていく。これは特定の一社の問題ではなく、どの現場にも共通する構造的な重さだった。

同時に、情報の受け手の側でも地殻変動が起きている。人々が何を読み、何を信じ、何を決めるかは、いまや検索エンジンと生成AIが大きく左右する。AIが学習し参照する情報の質が、そのまま人々の判断の質になる時代に入った。質の低い情報が大量に流通すれば、AIはそれを学び、誤りを増幅して人々へ返す。

正しい情報が、正しく伝わらない。この一点が、私たちの出発点である。

一、私たちがつくりたい世界

ハイフンテクノロジーズが目指すのは、「誰もが正しい決断を享受できる世界」である。正しい情報が、人にもAIにも、正しく届く。その土台の上で、一人ひとりが、そして社会が、より良い決断を重ねていく。私たちは、その情報の質を技術で担保する会社でありたい。

社名の「ハイフン(-)」は、ものとものをつなぐ記号である。私たちは、正しい情報と、それを必要とする人とを、技術でつなぐ

二、私たちがすること

  • 主力プロダクト 「buddy」開発・提供。コンテンツの作成・改善・公開を自動で運用し、検索とAIの時代に「参照されるに足る情報の質」を担保する。
  • 情報設計関する技術の研究開発と、知的財産の確立(特許出願 特願2026-030251)。
  • 大手企業のコンテンツ運用・マーケティング主対象とし、同じ仕組みを中小・個人にも届けるプランを用意する。

三、ここまでにやってきたこと

この趣意は、掲げただけのものではない。設立からいままでに、次のところまで来ている。

  • 2025年6月30日 コンテンツ運用自動化プロダクトの開発に着手した。
  • 2025年10月1日 業種の異なる複数の企業とともに、実証(PoC)を始めた。編集チームの工数と、検索・生成AIの双方に届く情報設計の効き目を測っている。
  • 2025年12月31日 実証で得たことを設計へ戻し、運用の型と自動化の範囲を引き直した。
  • 2026年2月26日 情報設計に関する技術を特許として出願した(特願2026-030251)。
  • 2026年3月1日 東京・港区虎ノ門の虎ノ門ヒルズビジネスタワー16階(CIC Tokyo)に拠点を開いた。
  • 2026年6月15日 buddy を製品版に先立って使っていただく、βテスター(先行導入)企業の募集を始めた。

いま取り組んでいるのは、先行導入いただいた企業とともに製品を確かめることと、その土台になる情報設計の研究を続けることである。研究の成果はこのサイトで公開し、クリエイティブ・コモンズ表示 4.0 のもとで誰でも使えるようにしている。

四、私たちの経営の流儀

  • 量より、運用の質。 大量生成ではなく、作成→改善→公開という運用の質で、情報の正確さに責任を持つ。
  • 規模の大を、目的にしない。 私たちが目指すのは、正しい情報が正しく伝わることが社会の当たり前になることである。
  • 閉じるより、開く。 考え方と設計を公開し、外からの指摘を招く。貢献に応じて広く報いる。
  • 形式的な職階より、実力と人格。 少数で、緊密に、「正確さ」と「オープンさ」というバリューに適う人とともに働く。

私たちは、正しい情報を正しく伝え、すべての人が正しい決断を享受できる世界をつくるために、この会社を設立した。

ハイフンテクノロジーズ株式会社 代表取締役 兼 チーフデジタル・アーキテクト 中村 仁紀