著者 中村 仁紀読了 約6分
トピッククラスターで記事をつなぐ
#サイト設計
結論から言うと、記事を増やすほど「つなぎ方」が効いてきます。親・子・孫の三層と双方向の内部リンクで束ねる トピッククラスターにすると、サイト全体で「何の専門サイトか」を検索エンジンと生成AIに伝えられます。
トピッククラスターとは
トピッククラスター(Topic Cluster)とは、大テーマの総覧ページ(親 / pillar)、個別テーマの記事 (子 / cluster)、その詳細(孫)を、内部リンクで束ねた記事の整理方法です。親が分野の入口になり、子と孫が 深掘りを担います。この三層を双方向につなぐことで、特定分野への精通度(トピカルオーソリティ)がサイト全体に 伝わります。
本サイトのノートも、3つの親(特集)と、その下の子記事という、このトピッククラスターで運用しています。
内部リンクの張り方
つなぎ方には原則があります。次の順で配線します。
- 1親と子は必ず双方向 — 親は配下の子へ一覧でリンクし、子は冒頭と末尾で親へ戻る。
- 2子と孫も双方向 — 子は該当見出しから孫へ、孫は冒頭で必ず子へ戻る。
- 3関連リンクは控えめに — 別テーマの記事へは、文脈が交わる箇所だけ2〜3本まで張る。
- 4アンカーは内容を表す語に — リンクの文字(アンカーテキスト)に、リンク先のテーマ語を含める。
要点
リンクは多ければよいわけではありません。孫ほど少なく、親ほど多めに。評価が一点に集まりすぎず、かつ分散も しすぎない配分を意識します。
URL設計と正規化
URL は階層をそのまま表すと分かりやすくなります。たとえば /note/<親>/<子> の形です。 同じ内容が複数のURLで見えてしまう場合は、正規URL(canonical / 代表とするURL)を一つ指定して重複を避けます。 サーバーを持たない静的サイトでは、公開後のURL変更(リダイレクト)が難しいため、URLは最初に決め切るのが 安全です。
よくある質問
- 孫記事は必ず作るべきですか?
- 必要なときだけで十分です。単独で検索意図が立つ詳細だけをページにし、それ以外は子記事の中の見出し(アンカー)で代替すると、URLが増えすぎません。
- 記事が少ないうちから始める意味はありますか?
- あります。先に親(特集)の枠を決めておくと、記事が増えても迷わず置けます。最初の設計が後の運用を楽にします。